« ナンバー1、ただ一人ということ。 | トップページ | 携帯の着信バイブに気付かない人に朗報? »

2009年8月18日 (火)

通信簿に順位が出されないのは?

私が小学生の時(覚えている限りで、ですが)は、通信簿は3段階だったと思います。良い人は、オール3とか、チヤホヤされていました。確か、5~6年生になると、5段階になって、オール5ともなれば、クラスの英雄でしたsun

中学校と高校は、100点満点の評価でした。その総合計から、あなたは学年で何番、という順位まで付きました。だいたい半分くらいを行ったり来たりして、たまに2桁に入ると喜んでいましたcoldsweats01

ところが、最近では、この順位が通信簿には無くなったそうです。そこで、知り合いの先生に尋ねてみますと、この10年ほどで制度が変わったそうで、以前のような相対評価(母集団の中で、あなたは何番目ですよ、という評価)がされなくなった理由がいくつかあるそうです。

その一つが、1番になろうとしたときに、頑張って努力して成績を上げようとするのならば問題ないのですが、1番の人を引きずりおろして自分が1番になろう、という傾向が見られるから、だそうです。
意外でした。競争をあおるから、という表面的な理由かと思って、競争がなぜ悪いのか?などとも考えていましたが、相手を貶めて自分が上に立とう、という卑怯な醜い争いの結果だったんですね。

携帯電話での嫌がらせメール、闇サイトでの悪口も、出来る子がいじめの対象になると言われるのも、妬み・嫉みの愚痴の現れ。小さい子供ながら、聞いていても、大変だなあ、と思いました。

さて、ほかにも理由が有りましたが、
・相対評価では、学年(母集団)のレベルの中での評価にしかならない。(その年、その年で、レベルの比較が出来ない、ということだそうです)

・相対評価では、結果的に、母集団のレベル低下につながる(上の人を引きずりおろして、自分が1番になろう、という発想では、どんどん集団そのもののレベルが下がっていきます)

という理由があって、最近は、絶対評価といわれる方式に変わっているそうです。
たとえば、
「こういう計算が出来たら ○点」
「この実験が出来たら   ○点」
この総合計で、成績を出すので、学年による違いも無くなるというのです。それを、順位も表記しないことで、意識的に優秀な人を引きずりおろそうとしなくなる、というのです。

でも、表面的に制度を変えたところで、根っこにあるのは、勝るを妬む愚痴の心に変わりはないのではないかと思いました。

総選挙の公示があり、各党首、立候補者の演説が本格化しました。そこでも、演説の半分は他党の批判、揚げ足を取る話ばかりの気がしてなりません。
これはテレビやラジオで聞かれるのですぐ分かりますが、気づいていないだけで、よくよく考えてみると、自分の日常会話の中にも、聞こえてくるのは、勝るを妬む話ばかりではないかと思いました。

子供たちに限った事ではないと、反省させられました……

|

« ナンバー1、ただ一人ということ。 | トップページ | 携帯の着信バイブに気付かない人に朗報? »

モーリー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/531590/45969621

この記事へのトラックバック一覧です: 通信簿に順位が出されないのは?:

« ナンバー1、ただ一人ということ。 | トップページ | 携帯の着信バイブに気付かない人に朗報? »