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2009年5月14日 (木)

生きている限り不安でなきゃならない!

衝撃的な叫び声が飛び込んできました。
これは、大原まゆさんの声です。

本人のブログのプロフィールにも有るとおりですが、彼女は1982年生まれの26歳。
03年の9月に当時21歳で乳がんを宣告され、現在も治療を受ける。
本の出版とその映画化により乳がん啓発に携わることがライフワークとなり、今に至る。

その大原さんが、先日、乳ガンのため亡くなったそうです。
著書は『おっぱいの詩』、その本を元に映画化されたのが、Mayuココロの星だそうです。

彼女の日記、大原まゆ キセキノート。奇跡の軌跡…☆の、5月12日にこんな記事が書かれていました。

ご報告…
突然ですが
この度、このブログを閉鎖せざるを得なくなりました。
これまで、マユのことを応援してくださった方々、
本当にありがとうございました。
                           弟より

20歳前後の乳がん患者は、統計上ゼロパーセントなんだそうです。大原さんに限らず、余命一ヶ月の花嫁の長島千恵さんも、芸能界でも乳ガン克服のニュースも話題となり、注目されるようになりました。

大原さんの、映画の中でのワンシーンが、常に死と隣り合わせでいる胸の内を
「生きている限り不安でなきゃならない!」
と叫んでいるシーンだそうです。
運転中のラジオで聞きながら、衝撃的でした。

しかし、大原さんだけが、「生きている限り不安でなきゃならない」のでは有りません。いろいろな不安の中、私を最も不安にさせるもの、しかも恐ろしいのは、それがいつやってくるか分からない、という現実が、死ではないでしょうか。

大原さんは、人に「頑張って」といわずに「頑張ろうね」と声を掛けていたそうです。
声を掛けられた友人達は、どんなにか、その言葉に励まされたことでしょう。

最も大きな不安と、真っ正面から向き合っている大原さんのこの言葉を聞けば、目の前の小さな不安でくよくよしている自分の悩みなど、吹き飛んだにちがいありません。

人生にいろいろな不安は絶えません。しかし、その不安の根本にある、死の不安、この不安の元を解決こそが、「生きる」という事の意味ではないか、と改めて感じました。
生きている間に、これ一つ果たさなければならない、大事な目的がある。とすれば、それは、
「人間に生まれて良かった」といえる幸せの身になることだと思いますが、その為に、絶対に避けられないのが「死の不安」です。最大にして、いつ来るか分からない、こんな恐ろしい不安な心を抱えたままで、
「人間に生まれて良かった」
とは言えません。

真面目に自分の人生をみつめたならば、死を目の前にしたならば、誰でも、 問題になるに違い有りませんが、病気にもならず、恵まれた中にいると、すっかり忘れてしまっています。忘れているのは無くなったからではなくその不安は、やがて必ず自分の目の前に訪れます。
そうなっては、手遅れです。平生、元気な今こそ、一番大事な問題の解決に向かわないといけないと、知らされました。

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