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2009年2月10日 (火)

ハードディスクが壊れるのはなぜ?

この間も、ハードディスクの交換についてメモをしましたが、ハードディスクは故障と切っても切り離せない関係があります。

ちなみに、なぜ「ハードディスク」というんでしょう?ハードは硬い。ディスクは、円盤。直訳すると「硬い円盤」think
と思いますが、実は、その通り「硬い円盤」なんです。

これが取り出したディスクです
200902121205000

いかにも硬そうです。真ん中に見える円盤が、いわゆるディスクです。ピカピカに光っているので、天井が写り込んでいます(^_^;
これが、超高速で回転しています。よく、パソコンを使っていて「カリカリ」とか「キキキーン」という小さな音がしているのは、この硬い円盤が回転している音です。私の経験上でも、パソコンの調子が悪いのは、このハードディスクの調子が悪い、と言っているのが、ほとんどです。

では、なぜ壊れるのか?
と言うよりも、元々壊れて当然の構造なんですよね。

この円盤を、モーターを使ってもの凄いスピードで回転させて、円盤の中に磁気データとして読み書きさせていくのですが、回転の速度は1分間に5400回転とか、速い物は7200回転というものも有ります。回転数が速いほど、情報の読み書きする速度が速くなります。
そこへ、下のように小さな細い部品(指で指している部品、アームと言います)が、動いて、回転している円盤に近づいて、アーム先端に付いている磁気ヘッドが、磁界を発生させて、ディスクの磁性体のN極とS極の向きを変えることでデータを記録する仕組みです。(ちんぷんかんぷんで構いません(^_^;)

200902121238000


200902121239000


その時、高速で回転したままでは、円盤と磁気ヘッドの間は、触れていると回転によって傷が付いてしまいますので、隙間を作り出しているわけです。円盤が高速で回転することによって、空気の流れが出来て、円盤と磁気ヘッドの間に隙間が出来ます。
その隙間が、なんと!!!10nm以下(ナノメートル、1nmは10億分の1m)。10nm、すなわち0.00001mmしか浮いていないんです。
ですから、ハードディスクが回っている時は、ちょっとした振動で、磁気ヘッドが円盤に触れると、傷が付くのです。ヘッドクラッシュとか言われます。ほんのちょっとした振動でも、可能性があります。これだけ隙間が無いのですからね。。。

実際に、高速で回転している円盤のスピードは、7200回転の物で時速120キロにもなりますflair
そこへわずか 0.00001mmの隙間しか無いところに磁気ヘッドが接触すると、その衝撃は、大変なものです。例えて言うならば、このハードディスクはジェット機が超低空飛行をしているような状態で、そのジェット機がほんのちょっとしたブレで地面に接触した事を想像したら、ハードディスクのクラッシュが、如何に衝撃が大きいか、分かるのでないでしょうか?と説明を聞いた事がありますが、ちょっとパソコンが机からずり落ちただけで、ハードディスクが壊れた、という人の「ちょっと」が、実は、大変な衝撃だった、ということが、分かるかもしれません。

ですから、最近は私も、携帯には外付けのハードディスクを利用していますが、必ずデスクの上などのしっかりしたところに置いて、使うように気をつけています。一瞬の衝撃で、データが吹き飛んでしまう可能性もありますからね。注意が必要です。

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