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2009年1月17日 (土)

14年も延びた命で何をするのか?

今日は、阪神大震災がおきてから、早や14年ということで、各テレビ局でも報道番組や特番が組まれたりして、その時の様子を振り返っていました。

私は、平成7年当時、神戸市東灘区に住んでいました。ちょうど、阪神電車の御影駅という駅の近くで、住んでいた下宿から1分で阪神高速という、最も揺れの激しかった地域にいました。倒壊した阪神高速は、そこから阪神電車で2駅のところでした(電車で3分ほど)

あれから、もう14年も経ったのかと、本当に感慨深くなります。聞いて驚いたことには、当時の神戸市に住んでいた人のうち、3分の1は既に別の場所に転居しており、現在の神戸市民の3分の1は、震災を知らない人たちだそうです。それを聞くと、なおさら、月日が経ったのだと感じました。

今は富山にいるのでよけいに寒いのかも知れませんが、この1月に着の身着のままで家を追い出されて、毛布一枚で避難所にうずくまっていたあの日の晩のことを思い出すと、その悲惨さが、改めて知らされます。

この富山でも相当の揺れがあったと聞きました。両親も心配して、何度も神戸の下宿に電話を掛けたそうですが、全く繋がらず、どれだけ心配をしてくれたかと、今でも感謝しています。自分の命を一番心配してくれるのは、やっぱり両親なんですね。夕方になって、ようやく近くの仮設の電話機から実家に掛けたときの、あの安堵した声は、忘れられないです。すぐに、夜行で車を飛ばして駆けつけてくれたのですが、道路は寸断されて、すごく時間が掛かった、と言っていました。

あれから14年。私は幸いに生き延びた者ですが、あの時の事は今でも忘れられません。崩れた瓦礫の中から命懸けで引っ張り出した人もありました。家族を失って、避難所で泣きじゃくるお婆さん。「わしも一緒に死んでおればよかった」と泣き続けていました。

死んでいてもおかしくないなか、生き延びた。その延びた命で何をするのか?これが、「なぜ生きる」です。

日頃は、そんなに深く考えない大きすぎるテーマに違いありません。ですが、こういう日を縁として、なぜ命が大切と言われるのか?考えるべきではないかと思います。

幸いに、私は親鸞聖人の教えから、この答えを知ることが出来ました。本当に幸いであったと思います。この延びた命で何をするか?これからも、生きる目的を、縁のある方に伝えていきたいと思っています。

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