« 花とは? | トップページ | 面影の変わらで年のつもれかし »

2008年4月 7日 (月)

男達のYAMATO

桜の花について、メッセージを何件か頂きました。有り難うございます。
私の家の近くも、桜並木が満開ですが、浮かれてばかりもいられません。
どちらかというと、桜には華やかなイメージよりも、やがて散っていくという姿に惹かれるものがあるようですね。

ちょっと前の話になりますけど、「男たちの大和 YAMATO」の一場面にこんなのが有りました。
沖縄へ向かう直前に、呉の港へ上陸したときに、病室の内田二兵曹を見舞った森脇二主曹が
「散る桜 残る桜も 散る桜」
と口にする、バックには桜吹雪……
自らは死に向かい、生きよ、と友を思う男…
何ともいえない重い言葉として胸に残っています。

さて、話題を変えて、戦国武将の言葉から、桜の歌を読んでみたいと思います。

戦国時代、関東地方を治めて「戦国の梟雄」と呼ばれていた北条早雲という武将がいました。

北条早雲は、
「若い人に与える」
と言って、二十一ヶ条にわたる掟を書きました。

その最初に
「人間は人目のつかないところでの努力が大切だ」
を挙げた。

二十一ヶ条では、この
「人目につかないところでの努力」
とはどういうものかを具体的にあげています。

朝早く起きて、勤めに出て、勤め先ではどういうふうに振舞わなければならないか、
あるいは家に戻って来た後、どういうことをしなければならないかを細かく決めています。

例えば職場に行って先輩たちがヒソヒソ話をしている時には、
いきなり、
「おはようございます」
などと挨拶して、その場に割り込まない方がいい。
そんなことをすると必ず憎まれる。

また、そういう話に対し、
「なにをお話になっているのですか?」
と、知りたがらない方がいい。

教えて良いことは先輩の方から
「こういうことだよ」
と必ず話してくれるものだ。

そういうことを無視して、いきなりしゃしゃり出ると必ず反感を買う。
可愛がられなくなる。

そういう立ち振舞いは、ひっそりと謙虚に行うべきだ、
とビジネスマン心得を相当にこと細かく、また厳しく示していたそうです。

人目につかないところでの努力は他人からも気づかれにくいものです。

しかし、そういった努力は必ず何倍もの大きな結果となってその人に帰ってきます

「あれを見よ みやまの桜 咲きにけり
  真心つくせ 人しらずとも」

|

« 花とは? | トップページ | 面影の変わらで年のつもれかし »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/531590/43686458

この記事へのトラックバック一覧です: 男達のYAMATO:

« 花とは? | トップページ | 面影の変わらで年のつもれかし »