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2008年4月 5日 (土)

桜の名所と桜の歌

いよいよ桜の花が満開ですね。

私の住んでいる近くに、高岡古城公園という桜の名所があります。
今度、全国ネットでこの公園が紹介されるそうです。
桜の花といえば、思い出すことがいろいろありますが、今日は古歌を1つ紹介したいと思います。

「明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかわ」

これは、鎌倉時代の親鸞という人が、出家のときに詠まれた、といわれている歌です。

4歳でお父さんを亡くされ、8歳で今度はお母さんを亡くされ、わずか9歳の時に詠まれた歌です。
9歳というと、今で言う、小学校3年生くらいでしょうか。
小学校3年生の子供のお父さん、お母さんが、80過ぎのおじいさん、おばあさんであったとは、考えられません。きっと若死になされたのでしょう。
私は幸いに、両親共に健在で、今も一緒に食事に出かけたり、出来ているのは、本当に有難い事と感謝します。

そんな親鸞が、読んだこの歌の意味は、

「今を盛りと咲く花も、一陣の嵐で散ってしまいます。
 人の命は、桜の花よりも、はかなきものと聞いております。明日と言わず、どうか今日、得度して頂けないでしょうか」

 たしかに、儚いものの代名詞といえば桜の花ですが、その桜の花よりも、もっと儚いものが人の命だ、と切々たる無常観が感じられます。

後に、浄土真宗と言われる教えの出発点は、この親鸞聖人の身に迫る無常観から始まっていることが知らされますね。

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